赤坂御用地の三笠官邸では、きのう亡くなられた三笠宮妃百合子さまの遺体を棺に収める「御舟入」と呼ばれる儀式が行われた。「御舟入」自体は身内のみで行われたため、それに先立ち天皇皇后両陛下がお別れに来られた。その後、上皇ご夫妻もお別れに来られた。上皇后さまは左手で杖をつきながらゆっくりと宮邸に入って行かれた。上皇后さまは先月8日、骨折した大腿骨を接合する手術を受け、リハビリを続けられている。上皇后さまがカメラの前で元気な姿を見せられるのは手術後初めて。
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