天皇陛下は昨日65歳の誕生日を迎えられた。晴天に恵まれた皇居・宮殿での一般参賀。陛下は「雪の事故などで被害に遭われた方々に心からのお見舞いをお伝えいたします」とお見舞いの言葉を述べられた。一般参賀は午前中に3回に分けて行われ、約1万8000人が訪れる。午後には上皇ご夫妻に誕生日の挨拶をするため仙洞御所に向かわれた。また誕生日に先立って行われた記者会見では、去年日本赤十字社に就職された長女・愛子さまについて「職場の話の一つ一つに非常な新鮮さを感じる」と述べ、「一歩一歩成長している様子をかいま見ることができ大変うれしく思っております」と話された。そして戦後80年の節目について「戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に悲惨な体験や歴史が伝えられていくことが大切であると考えております」などと話された。