新潟・柏崎市から中継。天気が変わりやすく、今になってふわふわとした雪質に変わってつもりやすくなっている印象。平地では21cmの積雪だが、山間部では1mほどの積雪になっている。これは平年の半分程度なのだそう。平地の21cmは例年より多く、通常と逆の状況になっているという。新潟は米どころで、冬の雪が夏の米作りの水分の供給源になるため、雪が少なかった去年は米の等級が下がってしまったと話す農家もいたという。柏崎市ではおととし22kmにわたって38時間に及ぶ立ち往生が発生したが、その場所には遠赤外線の融雪機が設置され、カーボン発熱シートが埋め込まれて凍結を防いでいる。道路には監視カメラを増設し、道路状況や車の様子を確認して除雪作業などを速やかに行うことで立ち往生を防ぐ取り組みがなされている。新潟の雪はあすにかけても降りやすい状況。新潟市西区では液状化が発生していて、柏崎市や上越市でも土砂崩れや家のひび割れなどの被害が散見されている。