これから新米の収穫をむかえるコメ農家から悲鳴が上がっている。福井県のコメ生産者は「水不足なので生育しても悪いし未熟米が多い」と話す。雨が降らず頭を抱えている。出穂期で最も水が必要な時期なのに水がない。新潟県でも同じく深刻な状況。稲の大部分が枯れてしまい生育を諦め家畜の餌にすることを決めた。さらに長野県でも。飯山市の7月の降水量は平年の7%。宮城県鳴子ダムの貯水率は6.7%。あさってには0%になる見込み。西日本でも雨不足で困っている。丹波市営「春日総合運動公園レジャープール」は23日オープンしたが、渇水のため3日間で営業中止になった。水を供給する三宝ダムの貯水量が大幅に減っていることが原因。今後1週間は本州の広い範囲で降水量が少ない見通し。