パリ五輪は大会7日目、フェンシング・女子団体で、日本が五輪で初めてとなる銅メダルを獲得した。フェンシングの女子フルーレ団体は、1チーム3人ずつの総当たり戦で先に45点を取るか、合計得点が多いチームが勝ちとなる。フルーレは、攻撃が有効となるのは背中を含む胴体部分のみ。3位決定戦でカナダと対戦した日本は、序盤から一進一退の攻防が続く中、リザーブの菊池小巻(27歳)が均衡を破ると、さらに続く上野優佳(22歳)が果敢に攻め立てリードを広げる。その後、1点差まで追い上げられるが、日本が歴史的な銅メダルを獲得。日本フェンシング界女子では、初のメダル獲得。日本33−22カナダ。