貴雄さんの母・由貴枝さんはかつて芸者で、妻子がある男性との間に貴雄さんを設けた。男性は生活費を手渡すこともなく、由貴枝さんは女手一つで息子を育てた。友人に紹介されたのが先代の廣瀬さんだった。当時、上野駅にはまだ屋台が並んでいた。廣瀬さんの勧めで始めた屋台は連日10万円を売り上げるほど大当たりしたそう。母と実父の仲は次第に険悪になり、貴雄さんは由貴枝さんや廣瀬さんの屋台によく遊びに行った。やがて母と息子は廣瀬さんと家族のように暮らす道を選んだ。
常連客に頼まれて1日限りのイベント出店。大宮界隈ではちょっと知られた屋台ラーメンで、お昼前には行列ができた。中3の由貴くんを待ち受けていたのは高校受験。中学ではバレー部のキャプテンで、第一志望はバレーボールに力を入れる公立高校。
常連客に頼まれて1日限りのイベント出店。大宮界隈ではちょっと知られた屋台ラーメンで、お昼前には行列ができた。中3の由貴くんを待ち受けていたのは高校受験。中学ではバレー部のキャプテンで、第一志望はバレーボールに力を入れる公立高校。
