インフルエンザの感染者数が8週連続で増加している。今年は去年より約1か月早く流行シーズンに入っていて、感染拡大の可能性もある。空気の乾燥が進むこの時期、東京・有楽町では「かぜ、インフルエンザ、はやっている」との声が聞かれた。秋葉原「マルチメディアAkiba」では去年の同時期と比べても加湿器の売れ行きが伸びている。この店の和田聖史は「感染症、インフルエンザ対策で買う人が多い」などとコメント。厚生労働省によると、インフルエンザの予防には50%から60%の適切な湿度を保つことが効果的。上野「東京ビジネスクリニック エキュート上野」にはインフルエンザの予防接種に来る人が急増。今月に入ってから1500人以上が接種していて、これは例年同時期の2倍。きのう発表された全国の定点医療機関でのインフルエンザの感染者数は1医療機関あたり2.36人。前の週の約1.5倍。学校や保育所などでの学級閉鎖も増え続けている。全国31の都道府県、264の施設で学級閉鎖となっていて、去年の同時期の2.5倍以上に増えている。
小学生の子どもがいる母親は「学校でインフルエンザがはやって1クラス学級閉鎖」などとコメント。東京ビジネスクリニックの小岩井和樹医師は「10月からじわじわと広がっていくと感染する患者の数が全体としては多くなる可能性はある」などとコメント。
港区「おりつこどもクリニック」ではスプレー型のワクチンで予防接種が行われている。注射ではなく、鼻に吹きかけるだけで、接種した小学生は「そんなに痛くない」などとコメント。注射のワクチンは重症化を予防するものだが、スプレー型は発症自体を抑えるもの。鼻に直接吹きかけることで抗体ができて予防につながるという。大人には効果が弱いため2歳から18歳までが対象。このクリニックの折津友隆院長は「家庭内感染を防ぐことができて、メリットの一つだと思う」などとコメント。ただ、アレルギーのある人、ぜん息のある人は医師に相談が必要。また、稀にスプレー型ワクチンを打つことでインフルエンザに感染する可能性もあるため、本人だけでなく家族に免疫が低下している人がいる場合は接種しないでほしいという。価格は1回8000円ほどで、地域によっては助成される場合もある。予防接種に加えて換気や手洗い、うがいなどの基本的な感染対策も徹底してほしいと医者は話していたという。
小学生の子どもがいる母親は「学校でインフルエンザがはやって1クラス学級閉鎖」などとコメント。東京ビジネスクリニックの小岩井和樹医師は「10月からじわじわと広がっていくと感染する患者の数が全体としては多くなる可能性はある」などとコメント。
港区「おりつこどもクリニック」ではスプレー型のワクチンで予防接種が行われている。注射ではなく、鼻に吹きかけるだけで、接種した小学生は「そんなに痛くない」などとコメント。注射のワクチンは重症化を予防するものだが、スプレー型は発症自体を抑えるもの。鼻に直接吹きかけることで抗体ができて予防につながるという。大人には効果が弱いため2歳から18歳までが対象。このクリニックの折津友隆院長は「家庭内感染を防ぐことができて、メリットの一つだと思う」などとコメント。ただ、アレルギーのある人、ぜん息のある人は医師に相談が必要。また、稀にスプレー型ワクチンを打つことでインフルエンザに感染する可能性もあるため、本人だけでなく家族に免疫が低下している人がいる場合は接種しないでほしいという。価格は1回8000円ほどで、地域によっては助成される場合もある。予防接種に加えて換気や手洗い、うがいなどの基本的な感染対策も徹底してほしいと医者は話していたという。
