江戸時代から続く日本画の絵の具を扱う老舗では多彩な絵の具を扱う強みを生かしてマニキュアを作った。特徴は落ち着いた色合いにあり、派手な色のマニキュアが多い中で和テイストと独特の柔らかな風合いが支持された。着物や和装似合う色が多いのも特徴。化粧用品を手掛けるようになった理由は職人手作りで日本画に使用する絵の具を作っているが緑色一つでも様々な種類がある。胡粉と呼ばれる貝殻から作られる白い絵の具は日本画の下地や能面を塗るために使用される。マニキュアはそれを用いて作られた。日本画を描く人が減ってその打開策にとマニキュアが作られるように。色のバリエーションは日本の伝統食を元に作られる。刺激臭もほとんどなく薬用アルコールで簡単に落とせる。マニキュアの色は女性スタッフが検討しているという。