問題「大正14年出版の『ハイジ』翻訳本タイトルは?楓物語、富士物語、歯医者は怖くない」。正解は「楓物語」。明治時代の翻訳本「愛ちゃんの夢物語」の内容は少女が夢の中でウサギを追いかけ不思議な世界に迷い込む話(「不思議の国のアリス」)。明治、大正の頃は西洋人の名前になじみがなかったため、登場人物の名前も翻訳していた。大正14年の“ハイジ翻訳本”ではクララが久良子、ペーターが弁太、デーテ叔母さんが伊達さん、ハイジは楓。原作は2冊に分かれていて、それぞれ長いタイトルが付いていた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.