今月20日、米国で、ドナルドトランプ氏が、歴代最高齢の78歳7か月で第47代大統領に就任した。会場の連邦議会議事堂には、実業家・イーロンマスク氏、アマゾン創業者・ジェフベゾス氏、グーグルCEO・スンダーピチャイ氏、メタCEO・マークザッカーバーグ氏など米国を代表する長者、GWブッシュ元大統領、オバマ元大統領などの歴代大統領が出席した。公約に掲げてきた不法移民対策については、「はじめに南部国境に非常事態を宣言する。我が国への破壊的な侵略を撃退するため、南部の国境に軍隊を派遣する」と述べ、「数百万人の犯罪者を強制送還する」とした。関税の強化については、「国民を豊かにするために、他国に課税する」と宣言、「メキシコやカナダからの輸入品に25%の関税を課すことを検討している」と明らかにした。トランプ大統領は就任直後、署名パフォーマンスを行い、「パリ協定」からの離脱、バイデン政権時の大統領令などの撤回をした。その後、ホワイトハウスに場所を移し、WHOからの脱退、メキシコ湾をアメリカ湾と呼称することなどの大統領令に署名し、米国第一主義を優先する姿勢を鮮明にした。
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