帰国会見で早田ひな選手は1勝できたのは自分だけの実力ではなく、日本の応援がすべてを後押ししてくれて、中国をびびらせる雰囲気が出ていたので、それが団体戦のよさというか、点数を取れた部分もあった。」、平野美宇選手は「中国選手をあと一歩のところまで追い詰める事ができて、今まで出場したなかで一番手応えもありつつ悔しさも感じた世界卓球だったなと思う。」、張本美和選手は「初めて世界卓球で先輩方の背中を追いながら雰囲気に押しつぶされずに試合ができたのは、自分の中で戦え抜けたなと思う。」と話した。歴史的激闘を支え、大会中話題となったのが伊藤美誠監督。伊藤美誠選手は「アドバイスというより一緒にコミュニケーションを取っていた感じで、たくさん話し合いができたなと思う。選手のみなさんがベンチに帰ってきたときに笑いながら安心できる空間を作りたい。」と話した。リベンジの舞台となるパリオリンピックまで約5ヶ月。早田選手は「決勝で自分が1点を取って本当のエース対決になったとき、力不足をすごく感じた。パリ五輪に向けて半年間頑張っていきたい。」とエースとしての意気込みを語った。