スペインのリゾートの賃貸住宅価格の上昇は、過去10年と比べ、バレアレス諸島が158%、馬連最終が139%、カナリア諸島が137%となっている。同様の状況は北海道のニセコや富良野でも起きており、富良野の地価は前年比127.9%と、過去最多となった。去年、東京の新築マンションの平均価格が1億1483万円と、初めて1億円を超えた。転売目的の外国人投資家が影響しているとみられている。萩谷さんは「外国資本が日本の不動産を買うことを規制できない理由として、WTOのGUTS協定を結んだときに、不動産取引について留保しなかったからですね。GUTSを締結したときと今はずいぶん事情が変わってきているので、岸田総理は真摯に検討するべきではないでしょうか」などと話した。
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