小泉進次郎農水大臣は「ミニマムアクセス米も含め、あらゆる選択肢を考えてコメの価格を何としても落ち着かせる。できることは全部やります」と話した。ミニマムアクセス米とは、WHOの協定に基づき関税なしで海外から最低限、輸入する必要があるコメのこと。年間77万tほどの輸入額が設けられていて、主食用のほか加工用や飼料用などに使われる。財務省の貿易統計によると、4月のコメの輸入量は6838tと、今年に入り急増している。政府は国内の生産量を増やしたい考えで、輸入には慎重な姿勢を見せている。小泉大臣はきょう、関係閣僚会合を実施すると明らかにした。
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