柔道の女子48kg級の角田夏実選手が、パリ五輪金メダル候補になった。柔道の技には、投技、抑え込み技、関節技などがある。世界選手権三連覇の角田選手。関節技の鬼と呼ばれているという。相手の腕を足で挟んで決める腕ひしぎ十字固めが得意だ。去年のグランドスラム東京では、すべて関節技で一本をとった。決勝はわずか25秒で決着。巴投からの腕挫十字固が必勝パターンだ。関節技を警戒する相手は、脇を締めるので体が浮きやすいという。そうなったら巴投、腕挫十字固も出しやすいという。ふだん、関節技を鍛えるために総合格闘技の練習もしているという。グラップリングという関節技や絞め技が中心の打撃のない総合格闘技だという。この階級で金メダルをとったら谷亮子以来となる。試合は開会式の次の日になる。