FNNの世論調査によると、岸田内閣の支持率が前月から5ポイント上昇した。ただ危険水域とされる支持率3割未満という状況は変わっておらず、自民党の政党支持率に関しては岸田内閣発足後最低の27.1%となっている。今回の調査では、有権者が最も求めている政治改革が「政治資金の使い道の透明化」と「罰則の強化」であることが分かった。一方自民党が進めている派閥の解散を求める声は少なく、有権者からは派閥を解散したところでまた新たな手段でお金を集めるのではないかという疑念がみてとれる。また岸田総理及び政治刷新本部による改革についても期待しないという声が6割を超えているとのこと。柳澤氏は、自民党の政党支持率低下と比較して野党の支持率が上がっていないのはどういうことかなどと述べた。