自民党総裁選。候補者の強み&弱みを検証。出馬会見では選択的夫婦別姓に前向きな姿勢を示している石破茂氏(無派閥)。慶應義塾大学卒業、1986年に衆議院選挙で初当選。防衛大臣や党の幹事長を連記人。政界随一の鉄道好きに加え筋金入りの軍事オタクとも言われ、国民からの人気が高い。次の自民党総裁は誰がよいかの世論調査でもトップ(ANN/ほか小泉進次郎氏、高市早苗氏、上川陽子氏、河野太郎氏、小林鷹之氏)。懸念とされるのは同じ自民党内の議員からの不人気ぶり。過去4回立候補した総裁選では苦杯をなめ続けた。総理の座に最も近づいた2012年総裁選。1回目の投票で1位になるも過半数を取れず、安倍氏との決選投票で敗れた。石破元幹事長は「議員票でとれなかったのは私の不徳の致すところが大きい」と話した。