- 出演者
- 井澤健太朗 手塚悠介 佐々木快 森山みなみ
オープニング映像。
東京23区の4月の消費者物価指数は値動きの大きい生鮮食品を除き、去年同月比で3.4%上昇。3%台は2023年7月以来で、食料品の値上がりや電気代などへの政府による補助縮小が影響しているという。また、コメ類は93.8%上昇し、過去最大を更新した。
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首都高速道路は東京~日本橋区間の地下化に向けたトンネル工事のため、付近の高速道路を10年間通行止めにした。地下化は2035年度に完了し、地上の高速道路部分は2040年に解体が終了するという。これによる日本橋エリアの活性化が期待されている。
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気象庁の検討会で、火山の大規模な噴火があった際に出す「火山灰警報」の新設が提案された。降る灰の累積が0.1mm以上、3cm未満の場合は注意報。3cm以上、30cm未満の場合は警報。30cm以上であれば一弾強い呼びかけを発表するとしている。
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GW頃に急拡大する食中毒。今月に入り都内でも大学で仕出し弁当を食べた学生ら130人が下痢などの症状を訴える集団食中毒が発生。栃木市でも仕出し業者が調理した弁当で72人が食中毒に。横浜にあるクリニックではこの時期に弁当やBBQによる食中毒患者が多いと話す。肉類の場合は発症まで2~3日の潜伏期間があり、弁当類は数時間で症状があるという。東京・調布市にある神代植物公園でピクニックをしている人に食中毒対策を聞いたところ冷ましてから詰めるなど様々な声が挙がった。
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管理栄養士・浅野まみこさんに食中毒になりにくい弁当の作り方を聞いた。食中毒の対策の3原則はつけない、増やさない、やっつける。弁当に菌をつけないため作る前に手を洗い、弁当箱の消毒を行う。弁当箱は酢やアルコールで拭くのが効果がある。食べ物を詰める時は触らないことが大事。菌を増やさないために重要なのが水分。仕切りには水分が出る野菜は使わずにバランを使用。水分を入れない、出さない事が大切とのこと。水分対策に活躍するのがすりごまや鰹節で、下に敷くことで水分を吸収してくれる。梅干しなどの防腐効果が期待できる食材を入れるとさらにリスクが低下する。菌をやっつけるために大事なのが加熱。自然解凍のものでも一度中心まで火を通すことが大切とのこと。
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パンダ4頭を飼育する和歌山のアドベンチャーワールドは昨日、全頭を6月末に中国に返還すことを発表。日本に残るパンダは上野動物園の2頭のみ。一方で茨城県では以前から日立市のかみね動物園へのパンダ誘致を進め、21日にパンダが生息する中国・陝西省と覚書を締結し、ジャイアントパンダの保護など幅広い分野で交流すると発表した。
まもなくGW。福島・猪苗代町の桜の名所である観音寺川の桜並木には約1kmにソメイヨシノとシダレザクラが200本ほど並び、満開の光景を見ようと多くの観光客が訪れていた。秋田・角館では国の天然記念物であるシダレザクラが満開となった。青森・弘前公園でも園内全てが満開に。約360mに約110本のサクラが並ぶ桜のトンネルが観光客を魅了した。今年、一つの花芽から咲くつぼみの数が過去最高で、最も豪華な咲きぶりだった。
ギニアのチンパンジーの映像が公開。映像では発酵し、アルコールを含んだ状態になっているパンノキと呼ばれる果物をチンパンジーが分け合って宴会状態に。チンパンジーは通常食べ物を共有しないためこうした映像は初めてだという。イギリスの大学の研究によると人は酒を飲むと幸福感などが得られ、その効果を人と共有するなどすることからチンパンジーも人と同じ行動をしている可能性があるという。
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チンパンジーのVTRで国名をギニアと伝えたが、正しくはギニア・ビサウだったという訂正と謝罪。
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立憲民主党はきょう執行役員会を開き、給付付き税額控除の実現を前提に1年間限定で初黒湯品の消費税ゼロ%を参院選の公約に盛り込むことを決定。さらに目前の物価高対策として何らかの給付措置も考えているとした。いずれも赤字国債に頼らない形での財源確保をこれから検討するとしている。これにより消費税を巡る野党各党のスタンスが揃った。どれも減税、もしくは廃止で一致しているが税率の引き下げ対象については食料品に限定するか全てにするのかで分かれている。また、ほとんどの党が期間を限定している。ANNの世論調査では一時的な消費税の減税について賛成と答えた人は約6割。立憲民主党はこれまで消費税減税について議論を行い、枝野最高顧問は減税などについて参院選目当てのポピュリズムとしか言いようがなく、将来世代の結果的に負担になると反対している。野田代表はポピュリズムについて否定しているが、若手議員からはポピュリズムに流れたなどと冷ややかな声も挙がっている。与党・公明党も諸費税を含む減税を検討していて、党内からは食料品に限った減税を求める声も挙がっている。
消費税減税について自民党内では意見が割れている。参議院自民党がまとめた提言では、消費税率引き下げを求める意見が8割に上り、積極財政派の議員からも恒久的にゼロを求める動きが出ている。一方で国の借金を抑えるべきという考えを持つ森山幹事長を始め、幹部は慎重な姿勢。石破総理は減税を求める党内の声などに揺れている状況だが、政権の屋台骨である森山幹事長の同意なしには物事を進められない状況で、難しい判断を迫られていると記者は話した。街から減税を求める声が多数な一方、これ以上上がるのは困るとしつつも将来の若い人に負担があるとして反対の声も挙がった。
JR福知山線の快速電車が脱線しマンションに衝突。乗客106人と運転手が死亡、562人がケガをした事故から20年。事故が起きた午前9時18分に黙祷が捧げられた。
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明日から始まるGW。近場で楽しめる人気スポットとして富士山5合目を取材した。東京からは車で約2時間で、一昨日開通した富士スバルラインでは山梨側から5合目まで全長30kmを一本道で楽しめる。富士山の麓では富士桜が咲いており、GWがお花見のラストチャンス。約40分ほどで5合目に到着。5合目の駐車場からは目の前に大迫力の富士山を見ることができる。5合目の気温は東京と10℃近い気温差があるため注意。現在登山道は閉鎖中だが、ゲート前には観光客が記念撮影するために列を作っていた。開山は7月からで、今年から登山料が4000円になった。5合目にある飲食店で人気なのが富士山カレー。更に名所となっているのが約1100年前に創建された冨士山小御嶽神社で、天狗の神様が祀られている山岳信仰のパワースポット。御朱印のデザインには富士山とともに天狗の姿もある。神社には境内からも富士山を見ることができ、撮影スポットとして人気となっている。
都会のポツンとたたずむ100年食堂を取材。謎のグルメを追跡すると100年続く理由が見えてきた。
東京・新宿にある大正10年創業の「王ろじ」。二代目店主・来住野正明さんによると暖簾に描かれている謎の文字は「とんかつ」と書かれており、豚の尻尾や耳をイメージしたデザインで初代店主が考えたという。この店のグルメ遺産は「とんかつセット」で、ごはんと豚汁がついて2100円。特徴は独特の食感で、ロース肉をたたいて丸めることで柔らかい。豚汁にはベーコンを使用しており、フレンチを修業をしていた初代店主が他にはない豚汁を作ろうと生み出した。具材には他にもタマネギを使用した洋風テイストとなっている。初代店主は他にも丼と受け皿が一体化した食器を作るなどしていた。不思議な器に乗ったカツカレーの「とん丼」も人気。味に深みを出すのは焼酎に10年以上漬けたニンニクと焼きリンゴで、この他数種類のスパイスをカレー粉に加えるなど初代から受け継ぐ味となっている。元々神楽坂にあった店は震災や大戦で今の場所に移転。初代の奇抜な発想は時代の先を行っており、周囲の開発が進んでも父親の味を守ることが100年続けられる理由だと正明さんは話した。
東京・新橋にある明治42年創業の「末げん」。ランチに人気なのが親子丼の「かま定食」1550円。かつてかまでご飯を炊いていた事が名前の由来で、鶏のミンチ肉を使用している。もう一つの人気が「たつた揚げ定食」2000円で、こちらもミンチ肉を使用している。夜のコースは1人前1万5730円で、メインの鳥鍋に使われるつみれはアイガモに奥久慈しゃもなどを合わせたミンチ肉。かつての常連客には19代目の総理大臣・原敬などがいた。店を営むのは3代目店主・丸哲夫さんと4代目の息子・敬一郎さん。開業時には従業員が40人以上おり、戦前の新橋は高級店が軒を連ねていた。しかし高度経済成長期を経て店が減少。この店を残すために生まれたのがつみれを進化させたお手頃ランチだった。
東京・池袋の東武百貨店では「お子様・おとな様ランチ大集合」というグルメイベントを開催。テーマは昭和100年で、もし昭和が続いていた場合は今年で昭和100年に当たる。そこで昭和に大ヒットしたお子様ランチをコンセプトに大人のお子様ランチが楽しめる。昭和60年生まれの男性は純喫茶のおとなランチに舌鼓。幼少期はお子様ランチがごちそうだったという。昭和18年生まれの男性は蟻月の九州名物の料理が詰まった「花籠御膳」を注文。若い時はお子様ランチ自体が無かったという。東京・世田谷区のレストランではワンプレートで豪華料理10品を楽しめる「リトルビッグプレート」が人気だという。