9月12日に行われる自民党総裁選の告示、加藤勝信元官房長官は8月中旬から出馬する意欲を見せていた。2003年に初当選、安倍政権時には厚労相、菅政権時には官房長官など重要なポストを歴任した。ジャーナリスト・岩田明子氏によると「性格も温厚で我慢強い、敵がいないタイプ」だという。推薦人20人確保のめどがたち今週月曜日、出馬表明を行う意向を示した。しかしFNN世論調査で次の自民党総裁にふさわしい人ではわずか0.6%だった。岩田明子氏は加藤勝信氏の強みとして経験値・閣僚、総務会長などの経験値、政策能力・安定感が評価高という。弱みは信頼は厚いが熱烈に慕われる負けではなく国会議員票に懸念が残るという。岩田氏は「公開討論会などで政策・考えを打ち出し自らの認知度を高め党員票を獲得することが必要か」と分析した。