炙り回転寿司の魅力を徹底調査。東京・世田谷区にある「Aburi Sushi TORA 二子玉川ライズ店」。カナダで人気に火がつき約5年前、東京に初進出。客が絶賛するのは、氷結熟成というオリジナルの技術を使ったお寿司。マイナス1度～マイナス0.1度で保存している間に余計な水分が抜けてネタが熟成されうまみを引き出しているという。この店の炙りを仕切るのは、寿司を炙って10年の森大和店長。使うのはガスの直火。「炙りサーモントロ」は、脂の乗ったサーモンを網に乗せ僅か3秒で完成。利用客の激推しは「特選炙りづくし」。ガスの直火で炙る理由について。バーナーでは火力が弱く、炭火では火力が強すぎるため全体に熱が通りすぎてしまう。うまみを引き出すミディアムレアの食感を残すには、ガスの直火が一番だという。カナダで生まれた進化系の炙り寿司もある。カナダのトルドー首相も喜んだという炙り寿司「Aburiサーモン押し鮨」じんわり溶けたソースがバーナーで溶かされ濃厚な味わいを楽しめる。