中国メディアは原発処理水を”核汚染水”と呼び反発を強めている。また中国は日本から輸入する水産物について、先月7日から”全量検査”に切り替えた。これにより2~3割売り上げが落ちていると日本の仲卸業者はいう。岡山の漁港ではマナガツオが取り扱われているが、この魚は冷凍すると品質が落ちるためほとんどが冷蔵で輸出されている。水揚げの8割が海外に販売されるが、そのほとんどが中国行き。卸売価格は約3000円だが、中国当局の規制により先月は卸売価格が約2割下落した。さらに漁獲量が去年の6割程度にとどまっており、単価も落ちているとのこと。しかし関係者によると約1か月で価格は回復。