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「中国共産党歴史展覧館」 のテレビ露出情報

中国で1月から「愛国主義教育法」が施行された。国全体で愛国主義を展開していくことが明文化された。番組は中国の愛国主義教育の現場を取材した。北京郊外にある真っ赤な塀で囲われた施設。表には「愛国主義教育基地」という看板が掲げられている。北京市から愛国主義教育の新たな拠点として認定されている。「愛国主義教育基地」は、青少年に思想・道徳を教育する重要な場所として政府から認定を受けた施設。中には「日本軍による犯罪」「南京大虐殺」などの文字とともに抗日戦争(日中戦争)に関する資料が展示されている。「愛国主義教育基地」は中国本土に585箇所ある。共産党創立100周年となった2021年には111箇所が追加された。今回施行された「愛国主義教育法」では教育のすべてのプロセスで愛国主義が徹底されることなどが定められている。第28条には「一定規模以上の地方政府に抗日記念式典を義務付ける」とある。これにより、中国各地で抗日を称えるイベントが行われることになる。日中関係を損なう要因になりかねないと日本の専門家からは懸念する声が上がっている。本土だけでなく香港でも、既存の軍事博物館を“抗日”テーマに変更する構想も発表されている。共産党創立100周年を記念した中国共産党歴史展覧館では、約15万平方メートルの敷地で経済大国へ成長した歩みが詳しく解説されている。「愛国主義教育法」では中国共産党の歴史のほか、「習近平思想」など中国にとって不可欠な社会主義思想への理解も愛国に重要な要素として明記されている。中国共産党歴史展覧館では習近平氏の生い立ちを紹介するコーナーも置かれている。歴代指導者の中でも習氏の扱いは別格となっている。建国の父・毛沢東に匹敵する権威を印象づける狙いがある。貧困撲滅や新型コロナとの戦いなど、最高指導者として人民のために勝利したとする功績が大々的にアピールされている。愛国が愛党に、愛党が愛習(習氏への偶像崇拝)にシフトしていることが見て取れる。「愛国主義教育法」を導入した理由について全人代の記録には「愛国主義教育を幼いうちから脳に心に刷り込まなければならない」と記されている。北京市民にインタビューしたところ、「愛国は強制されるべきではなく自発的であるべき」などの声もあった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月28日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ中国焦点
北京市中心部から車で1時間。真っ赤な塀で囲まれたある施設を訪ねた。「愛国主義教育基地」は青少年に思想・道徳を教育する重要な場所として政府から認定を受けた施設。中を案内してもらうといわゆる“抗日戦争”をテーマにしている。「日本軍による犯罪」、「南京大虐殺」などの文字とともに日中戦争の資料が数百点ならぶ。その南京周辺の様子とされる写真には路上に大量の遺体が。残酷[…続きを読む]

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