中国政府は「両首脳は経済や貿易、エネルギー分野での協力強化で一致した」と発表し、首脳会談の成果を強調した。そして米中両国がそれぞれ相手国の船舶が入港した際に追加で入港料を徴収するとしていた措置も1年間停止することなどで合意したと発表。アメリカとの貿易戦争を当面回避したことを印象付けている。会談では習近平主席がガザの停戦合意などトランプ大統領の外交を具体例を出して称賛した。中国政府関係者は「中国側の余裕を見せる発言」などと狙いを語った。また中国共産党の関係者は「習主席はトランプ氏のやり方を熟知しており、発言に対して右往左往しない」などと話した。習主席が余裕を持って会談に臨めた理由については、レアアースという切り札を手にしたことに加え、関税によってアメリカへの輸出が減った分を東南アジアなどで補っていることが大きいという。今日の会談で議論されなかった台湾問題について日中関係筋は「中国側は慌てて前進させる必要はないとした」などと分析している。
