今朝の共産党系新聞はトランプ氏が中国国賓訪問を開始したと一面で伝え、中米関係の前途は明るいとの見出しをつけている。トランプ氏の車列が通る道には多くの人が集まり、市民の関心の高さが分かる。首脳会談で習主席はアメリカによる台湾への過去最大規模の武器売却について、停止を含めた対応を求めるとみられる。最も重視する台湾問題では譲歩しない姿勢。一方、ボーイングの航空機購入など大型商談の合意は中間選挙に向け、トランプ氏の成果につながり、習主席にとってはトランプ氏から何らかの譲歩を引き出すカードにもなる。会談後、習主席はトランプ氏を案内する世界遺産・天壇公園は米中関係ゆかりの地。米中国交の道を開いたキッシンジャー元国務長官が何度も訪れた場所で、手厚いもてなしは対立を和らげ、関係安定を演出する思惑があるとみられる。
