鄭麗文首席は去年11月に、国民党の首席に就任している。就任演説では「台湾海峡は武力衝突の危機にある」としたうえで、民進党に対しては「不必要な対立と憎悪をあおっている」と批判するなど、中国本土との連携を重視する立場とのことで知られている。新華社通信によると、鄭麗文首席が首席に当選したときに習近平氏が中国共産党総書記の肩書で祝電を送っている。そして、同じ日に鄭麗文首席も返電し感謝の意を示した。国民党の首席が中国本土を訪れるのは9年ぶり。鄭麗文首席はこの訪問を「2026平和の旅」と位置づけて、「平和的な対話や交流を通じ、戦争を避ける余地があることを国際社会に示したい」としている。ただ、東京大学・松田康博教授は「習氏と会談することで、党内での求心力を高める狙いがあるのでは」などと指摘している。習近平氏の思惑について「台湾とは平和的に対話をしているので、アメリカは台湾に武器を売る必要がないというメッセージを発信したいのでは」としている。さらに、中国は政治的な手法で政権交代を実現させたいとのことで、統一につなげる戦略があるのではという。きょうの論点は「軍事的手法ではなく、政治的な手法で台湾統一を果たそうとする中国。緊張が続く中東情勢のウラでの動きをどう見るか」。デーブさんは「トランプ大統領が理性もってやっているわけではないので、本来はもちろん台湾を守りたいといく気持ちは当然。鄭麗文さんはイギリスやアメリカで留学もしていて高学歴で世の中のことをよく分かっているのに、こういうことをやるというのはビジネス野党ではないかと思ってしまう。」などとコメント。
