18日、米・ニューヨークでブリンケン国務長官は中国・韓正副主席と会談。対立が続くアメリカと中国だが、11月のAPECでの首脳会談を模索。サリバン大統領補佐官と外相を兼ねる中国・王毅政治局員も数日前に協議したばかりで数週間以内には米中高官級が再び協議予定。一方この日はロシア・モスクワで中露外相がウクライナ情勢などを巡り会談したが、ラブロフ外相は国連総会などでの協力にも期待感を示している。中国国営メディアによると、王毅氏はアメリカを念頭に両国の協力は「第三者に干渉されるものではない」と強調。その上で「一国主義と覇権主義、陣営対立の逆流が激化すればするほど我々は時代の流れに沿って大国としての役割を発揮し国際的義務を果たさなければならない」と述べた。会談では来月計画されているプーチン大統領の中国訪問に向けた調整も行われたとみられる。