IMFは10日、世界の経済見通しを発表し、来年の世界全体の成長率を2.9%と前回7月時点の予測から0.1ポイント引き下げた。深刻な不動産不況が続く中国経済の減速や、欧米の中央銀行の利上げなどが懸念材料に。今年の成長率は据え置いて3.0%と見込んだ。日本は訪日旅行客の増加や需要回復などが寄与し、今年の成長率を2.0%とし0.6ポイントの大幅な上方修正となった。一方、来年は1.0%と前回の見通しを据え置き低成長を見込んだ。
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