石破総理はASEAN(東南アジア諸国連合)に米国、中国などを交えた東アジアサミットに出席。東シナ海や南シナ海で活発化している中国軍などの活動に反対や懸念を表明したほか、台湾について「台湾海峡の平和と安定は国際社会などにとって重要」と中国をけん制した。ロシアに対しても「ウクライナ侵攻は国際法の明白な違反」と述べた。石破外交について、中国はやや好意的な受け止め。韓国メディアは尹大統領との会談についておおむね歓迎ムードで伝えた。アジア各国は、石破総理の「アジア版NATO」について事前に警戒感を示していたが、こうした構想を持ち出さなかったため「無難な滑り出し」という受け止め。