中国では今月28日から始まる旧正月「春節」を前に、おとといから帰省ラッシュが開始。連休中、のべ90億人が大移動するとみられ多くの人が日本へ足を運ぶことも予想される。去年一年間の訪日客は過去最多の約3700万人を記録、世界中で日本へ行きたい欲が高まっている。東京・鮫洲運転免許試験場に早朝から多くの外国人の姿が、「外免切替に来た」と話した。先着順での申込みのため、早い人は前日の夜から並んでいるそう。中国などのジュネーブ条約非加盟国で免許を取得した場合、約10カ国ほどでしか国際免許の発給を受けられない。しかし日本の免許を取得したうえで、国際免許の申請をすれば約100カ国で運転が可能となるため日本免許への切替が人気となっている。中国通販サイトでは、日本へ外免切替に行くツアーが売り出されている。一方、日本政府でも人手不足解消のため外国人労働力を活用する取り組みを行っている。在留資格の特定技能に自動車運送業などを追加し、外国人ドライバーの就労を後押ししている。専門家は、外国人ドライバーによるトラブルや、国ごとに異なる交通マナーに関して警鐘を鳴らしている。