ナイフで地球儀を切り分ける米・中・ロの首脳。アメリカの矛先がベネズエラやグリーンランドなど西半球に向かう現状に専門家は「アメリカは西半球を過度に重視していて、「アジアにはそんなに関心がないんじゃないか」と中国やロシアに対して悪いメッセージを与えている。アメリカがグリーンランドを力ずくで奪うような事態はアメリカとヨーロッパの関係が壊滅的になるということ。“帝国主義の復権”と表現することが妥当」と指摘。今回アメリカが行ったベネズエラへの「力による現状変更」。それは東半球で中・ロの脅威にさらされる日本にとって極めて大きな意味を持つ。しかし、表立ってアメリカを非難できない日本政府はベネズエラ攻撃の是非について言及を避けている。水曜日、トランプ大統領は66の国際機関からの脱退を指示する文書に署名するなど国際社会からは背を向ける姿勢をエスカレート。翌日には「私には国際法など必要ない」との発言が報じられた。日本の対応について専門家は「国連機関などが今後非常に苦しむことになる。日本がやるべきはここに対してもどうやって手を差し伸べていけるか。ベネズエラに関して日本はアメリカを批判するだけでなく、ヨーロッパ諸国やそれ以外の国と協調して国際社会として関わる道筋をつける。日本としては「法の支配」「主権国家体制の維持」が重要だというメッセージを強く打ち出していくべき。それが独自外交」と指摘した。
