週末を挟んで金や銀の価格が世界中で急落した。週明けのきのう、日本での金の店頭小売価格は1gあたり2万5287円となり、先週末と比べ14%を超える大幅下落となった。東京・銀座で貴金属の買取を行う店には客からの問い合わせが相次いだ。まねきや買取アドバイザー・大峰氏は「下落しきる前に売り急ぎたいという方が多くいる」などと話した。金価格は先週、史上最高値を更新していたが、週を挟んで上昇分が帳消しになった形。金融・貴金属アナリストの亀井氏は「次のFRB議長にタカ派的な利下げに反対するような人が座るということをきっかけに一斉に買っていたもの(金)を売り始めた」などと述べた。これまで地政学リスクやアメリカ金融政策の先行き不透明感からドルの信頼がゆらぎ、金市場に資金が流入していた。次期FRB議長に選ばれたのは利下げに消極的とみられるウォーシュ氏だった。貴金属の価格高騰の流れについて亀井氏は「外貨準備として持つ。再び価格上昇というのは再開されるのではないか」などと指摘した。
