精子提供の課題は子供の「出自を知る権利」。日本ではこれまでドナーは匿名とされてきたが、近年はこの権利が重要視され非匿名でドナーを募る医療機関が増えている。日本産科婦人科学会は見解の改定案で「子どもが成人した後に提供者と会う権利をできるだけ尊重する」としている。会議あでは非匿名を義務化する例も。あるクリニックでは生まれた子どもに身元を開示できる提供者のみ募集。趣味や性格などの情報も収集し100年間保管。提供者との面談も実施。最終的に登録に至る提供者は応募全体の2割ほど。対象者は法的に婚姻関係にある夫婦に限られる。
