世界陸上が閉幕。きのう午後9時20分ごろから雨の中男子4×100メートルリレーの決勝が行われた。日本男子は6位入賞。メンバーは1走小池祐貴選手、2走柳田大輝選手、3走桐生祥秀選手、4走鵜澤飛羽選手。直前の合宿では今回、走る可能性がある全員が全区間の映像を確認し強みや弱みを把握して結束していったという。レースは様々なアクシデントに見舞われた。1走の小池選手から2走の柳田選手へのバトンワークが乱れた。小池選手は柳田選手にバトンを渡す直前につまずいたが「体が硬くなり脚が思うように上がらなくなるのを感じた」と話している。3走の桐生選手は自身のところで6位から8位に順位を落としたが「走り出した瞬間も右足ふくらはぎがつった」と話している。また、レース後のインタビューで小池選手は「メダルは獲れたよね」、柳田選手は「2走でトップで渡せるようなスプリンターになって戻ってきたい」、桐生選手は「また世界陸上に帰ってきたい」、鵜澤選手は「胸張ってメダル獲って頑張ります」と話していた。今回の世界陸上、日本勢では勝木隼人選手と藤井菜々子選手が銅メダルを獲得するなど世界陸上過去最多タイ、11人が入賞を果たした。