アフガニスタンで長年人道支援に携わってきた医師の中村哲さんが銃撃されて亡くなってからきょうで5年になる。現地では中村さんと共に働いたNGOの日本人スタッフらも見守るなか、建設中の新たな用水路の通水式が行われた。福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表を務めた医師の中村哲さんは5年前の12月4日、東部ナンガルハル州で銃撃され死亡した。中村さんの死後もその遺志を継いだ人々によるかんがい施設の整備は続いていて、ナンガルハル州のナージアン地区ではことし4月から新たな用水路の建設が進められている。きのうは日本から訪れたペシャワール会の日本人スタッフらも見守る中、用水路に水を流す通水式が行われた。