今年のマグサイサイ賞はフラビアノ・ビラヌエバ神父が受賞した。マニラ市内にあるホームレスの支援施設はビラヌエバ神父が寄付を呼びかけ2015年に設立した。フィリピンでは経済成長の陰で発展から取り残された人々がホームレスになるケースが今も跡を絶たず施設の利用者は設立当初の約200人から大幅に増加しているという。ビラヌエバ神父が特に力を入れているのは、ドゥテルテ前大統領が主導した厳しい違法薬物の取り締まりの過程で殺害された人の遺族への支援で心のケアをしている。なぜ殺害されたのか知らされない遺族の求めに応じ墓地に安置されている遺体をあらためて調査し医師に検視を依頼する活動を続けている。
