歌手・堀ちえみが17年振りに新曲をリリース。めざまし8は発売記念ライブ「CHIEMI STYLE 2024~Autumn~」のリハーサルを取材。堀ちえみは2019年ステージ4の舌がんと診断され、舌の6割を切除し太ももの一部を新たな舌にするという大手術を受けた。日常会話すらもままならない状態の中「歌うことにとって致命的な部分の手術をしてプロとしてまた歌う、再開するということはもう絶対に不可能だと思って一時は歌を手放した」と話す。小泉今日子、中森明菜らと共に“花の82年組”としてデビュー。1983年、TBSのドラマ「スチュワーデス物語」でその人気を不動のものに。プライベートでも7人の子供の母親として奮闘。しかしその幸せを一変させたのがステージ4の舌がん。辛く長かった闘病生活を支えたのは、一度は手放したはずの「歌」。歌手への復帰を目指すことを決めたが、舌先は神経がつながっていないため持ち歌も1曲歌うのに1年を要す。それでも「目標ができて生きようという気持ちに繋がった」と話す。今年2月、舌がん完治。新曲は自ら作詞も担当している。