中国外務省は、米国大統領選挙で勝利したトランプ氏が、中国製品に高い関税を課すとしてきたことに関連し、仮定の質問には答えないとしながらも「貿易戦争に勝者はおらず、世界にとっても利益にならない」として、保護主義的な姿勢をけん制した。中国では先月の輸出額は主要な貿易相手の東南アジア向けなどが大きく伸びたほか、米国向けも増えたことなどから、ドル換算で去年の同じ月と比べて12%余り増え回復傾向を見せているが、米国との貿易摩擦が激化することへの懸念から、先行きには不透明感が広がっている。
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