米国のトランプ大統領が中国に対し、10%の追加関税を検討していると表明したことについて、中国の外務省は「貿易戦争、関税戦争に勝者はいない」などと反発した。トランプ大統領は21日、中国に対して10%の追加関税をかけることを議論していると明らかにし、「おそらく2月1日から」関税を課すとしている。これについて、中国外務省の毛寧報道官は、きのうの定例会見で強く反発した。また、「すでに米国側と話し合いをしているのか」という質問に対しては、「私たちは米国側と意思疎通を保ち、意見の食い違いを適切に処理し、米中関係の持続可能な発展を推進したい」などと、改めて従来の立場を繰り返した。