ニューヨークから中継でホリコ・キャピタルマネジメントの堀古英司の解説。S&P 500月別平均リターンを見ると、過去10年、20年、50年どれをとっても9月のパフォーマンスは最悪になっている。株式相場はファンダメンタルズの悪化と需給の悪化が一緒に起きた時に下がりやすい傾向がある。アメリカは投資信託の中で売買してもキャピタル減税がかかるため、投資家が有利になるようにしようと操作する。7-9月期は夏休みの時期で各企業の決算がぶれやすい。今年は4年に1回の中間選挙が行われる。下院で民主党が過半数取ると予測されてきたが、足元では上院の行方も分からなくなってきた。大統領は共和党のトランプ氏で変わらないが、選挙は大きな不透明要因で投資家心理に与える影響は無視できない。過去50年の中間選挙年のS&P 500月別平均リターンを見ると、9月は-2.5%になっている。中間選挙がない年の50年の平均は-0.7%で、選挙がある年と大きく差がある。9月はパフォーマンスが悪化する可能性はあるが10月11月は倍返し、またはそれ以上になっている。10月半ばから好決算が再開すると思うので9月は下落しても慌てず、年末に向けてのポジションを構築する時期と捉えればいい。
