丸亀市の丸亀城できょう、城内の急な坂道を駆け上がってタイムを競う新春恒例の「丸亀城一番福選手権」が行われた。この催しは、丸亀市観光協会が丸亀城の魅力を広め地元の人により親しみを持ってもらおうと6年前から毎年行っている。小学生、中学生、高校生以上の一般の3つの部門で行われ、6歳から80歳までの計269人が参加した。参加者が走るのは大手門から天守に向かう「見返り坂」と呼ばれる傾斜が10度前後の急な坂で、約100メートルを2人ずつ走ってタイムを競う。小学生の部には117人が参加した。ことし、最も速く坂を駆け上がり「一番福」になったのは、一般の部に参加した29歳の男性でタイムは14秒92だったという。