きょうのゲストは丸紅経済研究所・今村さんと、株価などの見通しはシティーグループ証券・阪上さん。アメリカのISM非製造業景気指数について阪上さんは「8月・9月上旬にはアメリカの景気後退懸念を嫌気する動きも株式市場ではあったが、たしかに製造業周りの指標だけみていると景気後退でもおかしくない状況。ただ、22年の終わりや23年あたりも製造業周りの数字が悪いということから景気後退懸念があったが、結局非製造業が底堅く推移する中でアメリカ経済はずっと堅調を維持してきた。今回も景気後退懸念と言われているが、非製造業がしっかりしている。雇用が大きく悪化していないので消費が底堅い。そういう意味ではいまのところ崩れる気配はない。ただ、経験則的に製造業が悪くなると遅れてサービス業も悪くなるというのがあるので、どうしても不安がつきまとうが、今のところは崩れる気配はない」と話した。