米国・バイデン大統領は、先週行われたテレビ討論会で精彩を欠いたのは、先月に2回外国を訪問したことが要因だったと釈明し、「ステージ上で眠りそうだった」などと語った。バイデン大統領は、2日の選挙集会でトランプ前大統領との討論会に言及し「討論会直前に2回も世界を飛び回ったのは賢明ではなかった、危うくステージ上で眠りそうになった」と明らかにした。 バイデン大統領は、先月上旬にフランス訪問、中旬にイタリアでG7に出席。討論会で言葉に詰まるなど精彩を欠き、民主党内からは撤退論も上がっている。民主党・ドゲット下院議員は声明でバイデン氏の選挙戦撤退を求めた。現職議員が公に撤退要求するのは初めて。