衆議院の3つの補欠選挙(長崎3区、島根1区、東京15区)はあすが投開票。唯一の与野党対決となった島根1区では、自民党と立憲民主党が総力戦を展開。選挙戦最終日のきょう、両党の党首が応援に入り、支持を訴えた。立候補者:錦織功政(自民党、新人/推薦:公明党)、亀井亜紀子(立憲民主党、元)。自民党総裁・岸田総理大臣は政治とカネの問題で厳しい批判が寄せられているとして、自民党を改革する強い決意を示し、支持を呼びかけた。立憲民主党・泉代表は政治改革を前に進めるために、極めて大事な戦いだとして、立憲民主党と一緒に政治を変えてほしいと訴えた。今回の補欠選挙は、去年秋に自民党の政治とカネの問題が明らかになって以降、初めての国政選挙。結果は、岸田総理大臣の今後の政権運営や、衆議院の解散戦略に影響を与えることも予想される。投票は一部を除いて、あす午前7時から始まり、午後8時までに締め切られ、即日開票される。