日本時間午前5時半ごろ、2回目の関税交渉のため、アメリカ財務省に到着した赤沢経済再生相。滞在が1日伸びたことでコメなど農産物の輸入拡大や輸入車の審査の特例拡充といった日本側の交渉カードについて検討を重ねたとみられている。今回議論する範囲を整えられれば次に担当官レベルの協議に進める可能性があるということだ。これまで日本の交渉カードの1つとして検討されてきた政府によるコメの輸入枠拡大。輸入米を巡っては今も続くコメ不足を背景に民間による今年2月までの輸入量が前年度の約4倍、存在感を増している。現在輸入米の主力というのが「カルローズ」というカリフォルニア米。ウエルシア薬局は先月からカルローズ米を試験的に販売。国産米より600円ほど安いこともあり、在庫残り1割だという。さらに業務用としてカルローズ米を扱う店もある。カルローズ米と国産米の業務用ブレンド米。主な販売先は飲食店だという。価格は5キロあたり、3510円、味も好評で秋までの販売枠が埋まっている。二代目 だるま 本店では3月下旬からカルローズ米を使用、リピート客が増加しているとのこと。輸入米の需要拡大は国産米の流通が安定するまで続く見込み。
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