今年上半期の訪日外国人客数は1071万人でコロナ前の64.4%まで戻ってきた。一方、海外旅行に行く人の数は120万人とコロナ前の約4割にとどまっている。世界の観光産業の市場規模のグラフでは今年は過去最高の300兆円を超えるとの見通し。1-3月の観光客数をみると他の地域がマイナスなのに対し、中東は15%増となっている。サッカーW杯やドバイ万博に合わせてホテル建設数があがり旅行しやすくなった。さらに日本航空が2024年にドーハ直行便を運航すると発表。今後の世界の観光産業の注目は中国人観光客の動向。中国の団体旅行が解禁されている国は日本を含め複数あり、これが戻ればコロナ前を上回るという。