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「レギュラーコース」 のテレビ露出情報

在宅メインで英会話教室のスタッフとして働く風間さんは、子育てをしながら家事も行い、忙しい日々を送っている。風間さんは、「エアークローゼット」という普段着のレンタルサービスを利用している。利用者はまず、複数のコーディネートの中から好きな写真を何枚か選択したり、「言われて嬉しい印象」など服選びの参考となる50の質問に答える。この回答などを元にスタイリストが選んだ洋服が届くという仕組みだ。風間さんが利用する月1万800円のレギュラーコースは、3着の洋服が届いて気に入らないものは何度でも交換可能である。
洋服のレンタルを展開するのが「エアークローゼット」だ。会社で保有する洋服は50万着に及ぶ。その服の中から1人1人に合う洋服を選んでいくが、まずは客の事前アンケートを元にAIを独自のシステムでアイテムを絞り込む。そこからプロのスタイリストが客の好みやライフスタイルを考慮しながら、ベストなコーディネートを選んでいく。2015年に日本で初めて普段着のサブスク型ファッションレンタルを開始し、ここ5年の売上高は2.4倍以上と好調だ。創業した天沼社長は全くファッションのバックグラウンドはなく、新卒でIT戦略系のコンサルティングファームに就職して、仕事の価値観も近い仲間2人に声をかけた。3人とも「IT」や「仕組み化」などが得意分野だという。創業当時は、「普段着のレンタルは成功しない」と周りは否定的だった。一番の課題は、膨大な洋服の管理だ。レンタルでは使用回数によって1店1点状態が異なるため、100着を100個のIDで管理しなくてはならない。そこでITが得意な天沼さんたちがとった方法が「非接触のRFIDタグ」だ。ふつうのタグと一緒につけられた「RFIDタグ」の中に入っているチップには、これまでのレンタル期間など個別の情報が入っている。「RFIDタグ」の特徴は、電波などを用いてチップから情報を読み取れることだ。交通系ICカードなどにも使われている技術だ。これにより、大量の洋服もそれぞれのレンタルされた期間などが瞬時にわかり、普段着のレンタルが可能になった。

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