堤礼実キャスターが、戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」(東京都中央区)を取材。このビルを設計した戸田建設・建築設計統轄部建築設計第1部・中川康弘上席主管、構造設計を担当した戸田建設・建築設計統轄部構造設計部・川又哲也主管1級に話を聞いた。2人は地震に負けないビルについて考え尽くしたという。東日本大震災のとき、震度5弱だったく新宿の高層ビル群ではおよそ13分間にわたって横揺れが続いた。地震が起こると高層階はゆっくり揺れる特徴があり、一般的な制振技術では揺れを抑えるのが難しいとされている。そこで、ビルの中心にコアウォールと呼ばれる鉄筋コンクリートの壁を造ることで、高層階の揺れと変形を大幅に低減。一般的な制振構造の4分の1、免震構造の2分の1に変形を抑えることができるという。コアウォール(コンクリートに埋め込まれた鉄筋)を紹介。TODA BUILDINGの鉄筋は通常の倍ほどの太さで、耐震性能は1.5倍相当になったという。長年、鉄筋コンクリートの技術開発と研究を行い、その技術の粋を集めた技法だそう。
堤礼実キャスターが、戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」(東京都中央区)を取材。手作り感を大切にしたビル。さらに、もう1つ重要なテーマとなったのが、建物と街をどうつなげていくか。東京・京橋で120年以上会社を営み、この地で歴史を刻んできた会社は、地域の人が集まり交流できるつながりを考えた。そして、旧戸田ビルが建っていた敷地すべてを人々が交流でき休息できる広場とエントランスにした。
堤礼実キャスターが、戸田建設本社ビル「TODA BUILDING」(東京都中央区)を取材。手作り感を大切にしたビル。さらに、もう1つ重要なテーマとなったのが、建物と街をどうつなげていくか。東京・京橋で120年以上会社を営み、この地で歴史を刻んできた会社は、地域の人が集まり交流できるつながりを考えた。そして、旧戸田ビルが建っていた敷地すべてを人々が交流でき休息できる広場とエントランスにした。