円安が加速しドル/円は160円台後半まで進み38年ぶりの水準となっているが、ユーロ/円も1ユーロあたり172円代前半まで下落し市場最安値を更新している。専門家の野地慎氏は日本の個人投資家が金利の高い海外債権を購入していることも背景にあると指摘している。海外の観光者は円安の恩恵を受ける一方で、イタリア産チーズを仕入れている店はコストが3~4割増となってしまっていると話す様子を見せていて、国産にチーズを変えるなどしていると話している。ヨーロッパに旅行に向かった夫婦は昼食が2人で1万1000円であり、エッフェル塔は入場料が5000円だったと話している。