相愛大学の図書館では清少納言の史料を所蔵し、その中には枕草子の写本もある。江戸時代の写本は藤原定家が鎌倉時代に書き写したものをベースとし、清少納言の原文に最も近いとされる。京都の地理、歴史に詳しい梅林秀行氏は平安時代に御所があった場所へ案内し、清少納言が仕えた藤原定子の住まい、登華殿の跡地は介護施設になっていた。「枕草子」の冒頭、春はあけぼのとあるが、あけぼのは地平線がうっすらと見える時間帯「航海薄明」、街が明るくなる時間「常用薄明」の間と考えられる。他にも「ほそくたなびく雲」と記され、気象予報士の吉村晋弥氏によると、かなり難しい気象条件だという。
3月8日5時、加藤アナ、吉村晋弥氏は船岡山にて、枕草子の冒頭「春はあけぼの」の撮影に挑んだ。空の青に朝日の赤みが混ざり、たなびく雲は紫色に染まった。
3月8日5時、加藤アナ、吉村晋弥氏は船岡山にて、枕草子の冒頭「春はあけぼの」の撮影に挑んだ。空の青に朝日の赤みが混ざり、たなびく雲は紫色に染まった。
住所: 京都府京都市上京区京都御苑3
URL: http://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/
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