北陸新幹線の延伸に関する解説。北陸新幹線は最終的に京都と新大阪まで延伸する計画である。ルート上にある小浜市の松崎市長は「一刻も早く全線開業してほしい」などとコメントしている。この計画にかかる建設費用は約2兆1000億円だが、未だに着工の目処が立っていない。詳細なルートが不透明であることや地質調査が終わっていないことが現状だという。堀氏は「住民との合意や情報公開などの決め方が必要である。合意の意味では北陸割の話もあったが、氷見の旅館に行った時はボランティアが拠点にしているため満室であった。丁寧なヒアリングが隅々まで渡るようにして欲しい」などと話した。そうした中、リニア中央新幹線も2027年以降の工事を目指しているという。野村氏は「自治体のトップが反対をすると、中々開発が進まない問題が出てくる。地元の声を大事にしなければいけないというのもあるが、国全体の施策としてどの程度関わっていくのかが大きな問題であるが、地元経済などを強くすることによりチャンスにつなげていけるかが一番の課題である」などと話した。