G7サミット開幕。最初のセッションのテーマは、アフリカや気候変動などについて。首脳たちの議論が行われている。このあと議論されるのが、ウクライナ情勢について。ロシアの侵攻が長期化し、欧米側で支援疲れも指摘される中で、引き続き、ウクライナを一致して支援する姿勢を打ち出せるかが焦点。G7は、新たな支援策として、制裁で凍結したロシア中央銀行の資産の活用で合意を目指している。議論にはゼレンスキー大統領も参加する。懸念が強まっている、中国メーカーによる電気自動車などの過剰生産問題について、G7で結束し、中国をけん制する姿勢をどう打ち出すかも焦点。また、生成AIの開発や利用が急拡大する中、AIの活用と規制の在り方も焦点になる。ローマカトリック教会のフランシスコ教皇も参加して、議論が行われる。今夜遅くには、岸田総理大臣がゼレンスキー大統領と個別に会談する予定で、防衛協力に加え、復旧復興支援などを盛り込んだ2国間の協力文書を締結することにしている。